聴き上手は重宝される
みなさんこんにちは。
毎日寒い日が続きますね。静岡市へ転居して2年になりますが、初めて雪が降ったほど、穏やかな気候で冬も暖かく、過ごしやすい地域でとても気に入っています。
さて、今週は「聴き上手は重宝される」をテーマにしたいと思います。
みなさんは話し上手になりたいですか?それとも聴き上手になりたいですか?
もちろん両方上手な方がいいのですが、私はどちらかというと聴き上手になりたいと
思っています。
なぜ、聴き上手になりたいか?というと・・・
これまでに出会った人の中で、一番仕事ができて、一番信頼ができて、一番尊敬できる上司S氏が「聞き上手」だったので憧れからです。
上司S氏は、口数は少ないものの、部下の様子を見ていないようでしっかり見守ってくれていて、「ここぞ」という時や困っている時に一言「どうしたの?」の一言をかけてくれるだけでした。
その一言をきっかけにこちらが伝えたいこと話せるように会話を引き出してくれて、自分でできることと上司で解決すべきことを整理してくれました。
大げさではなく、それまでモヤモヤしていたことが「スッキリ」し、魔法にかけられたのかな?と思うほど悩みがなくなり行動が促進されました。
私も「聴く力」を高めていきたいと思い15年以上も「聴く力」を高める知識をつけたり、トレーニングを受けたりを継続しています。
ノウハウを少しご紹介できたらと思います。
トレーニングで最初に行うことは、「受容と共感」です。
私たちは日常の会話で人の話を聞いている時に、無意識に自分で相手の問題の解決策を考えたり、無意識に自分はどうするだろう?とか自分はどう感じているか?など、「自分は?」と自分中心軸で聞いてしまいます。そうすると、返す言葉は「自分の物語」になり話をしている人は「聞いてもらえなかった」と受容されなかったと感じてしまいます。
聞き手の考えを押し付けられ続けると、話し手は相談しても聞いてもらえないし、やり方(考え方)を押し付けられるのはいやだから、次からはその人に話をしたいとは思わなくなってしまうという現象が起こってしまいます。