マインドセット
皆さんこんにちは。テンポイントです。
先日、フラワーショップでちいさな梅の花がついた枝の木と出会いました。
まだ外は冬の寒さが厳しいですが、我が家のリビングは少し早い春がきたようです。
さて、今回のテーマはマインドセットです。
マインドセットとは?ひと言で言うと、
心の持ち方、モノの見方、考え方のこと
です。
その人が持つ経験や受けた教育、時代背景、生まれつきの性質などが影響していると言えます。
たとえば、物事がうまくいかなかったときに、どのように考えるか、マインドセットによって異なります。
物事がうまくいかないことをネガティブに捉える人もいれば、
失敗を次に活かすための学びとする人もいます。
このようにマインドセットによって、物事の捉え方が変わり、
その結果未来の行動も変わっていくのです。
マインドセットによって、自分が成長するかどうかが決まるとも言えるでしょう。
最近は冬季オリンピックが開催中ですが参加選手やその他のスポーツ競技でも、
マインドセットが大切だと位置づけがされてきているようです。
私はバスケットボールが大好きで、特に女子バスケットを応援しています。
昨年の東京オリンピックで銀メダルを取ったように、近年成長し強豪チームの仲間入りをしています。
YouTubeなどでも、選手たちの練習風景や試合前後の様子が情報発信されています。
そのチーム全体ミーティングでは、必ずといっていいほど、
ネガティブ思考をポジティブな思考へと成長させるマインドセットが行われています。
人は忘れやすく、ネガティブに振れてしまう傾向がある人もいるので、毎回いろんなマインドセットを行っているようです。
お正月の大学駅伝で有名になった青学の駅伝部でも、導入されていると聞いたことがあります。
ひと昔であれば、マインド云々よりも、先ず技術力や本人の根性論が優先!という時代もありましたが、
その方法は短期的にはいいかもしれませんが、常に誰かが成長の背中を押し、
発破をかけ続けられなければ成長のスピードが止まったり、緩やかになったりしてしまいます。
マインドが変化すると自発的に成長スピードを速め、
何事にも挑戦する意欲が高く、
いい影響をチーム全体に拡散させる事が
最大のメリットとなります。
成長マインドセットを身に付けるためには、
①目標やビジョンを明確化し、言語化する(周囲に宣言する、常に見えるところに掲示しておく)
②実際に行動する
③要因分析し、フィードバックを行う(コーチや上司から)
④内省する(これが大切!考える力)
⑤軌道修正し、成功体験を積み重ねる
こういったことを、常に意識して行動していくことが大切だと言われています。
その工程の中で、結果ではなくプロセスを重視し、
失敗した事にフォーカスをするのではなく、挑戦した事を称賛しましょう。
手始めにできそうな小さな目標をひとつ一つずつ実行し、
小さな成功体験を積み重ねる事が大切です。
少しの工夫でマインドセットは変えられるのです。
ぜひマインドセットについて理解を深め、組織の成長につなげていってください。