立場が人を作る、立場についてからいかに行動するか?
皆さんこんにちは。テンポイントです。
気がつけば3月も残す所あと一週間となりました。
3月末決算の会社も多いでしょう。
人事異動も発令され、引き継ぎや担当している業務の納期が差し迫ってくることでしょう。
4月からの新入社員や異動してきた新しい社員を迎えるための準備などで慌ただしくなる時期でもありますね。
繁忙期で外の風景に目を向ける余裕もなかった私ですが、昨日自転車で近所の公園近くを通りかかったところ、桜の花が1割ほど咲いていました。本格的な春がきますね。
来週はきっと桜の見頃だと思いますので、今年こそは公園へお弁当を持ってお花見ランチしようと思います。
さて、今週のテーマは「立場が人を作る」です。
今週のお仕事の中で、違う場面でしたが、3回も話題にあがったキーワードなのでこのことについて考えていきたいと思います。
個人的には、その立場になったからって人が勝手に育つものでもなくて、「場合によっては」という前提条件がある、というのが私の考えです。
プラスの成長をする場合。
一つめは、その立場において自分が求める姿を思い描いたとき、その人が今その能力を備えていなかったとしても、
自分自身への期待に応えようと必死になる場合。
もう一つは、
立場よりも大切に思っている「目的」「目標」があって、
それを実現するために立場をうまく使いながら、
目的に近づいていこうとしている場合です。
成長につながる種が「立場」にある場合、自然と「立場が人を育てる」構図になると思います。
一方で、「立場」がマイナスに成長してしまう場合。
上記と同じようにその人が今その能力を備えていなかった場合であっても、
自分はその立場の能力があると勘違いして、権力や地位という肩書きの上にあぐらをかいて、
勘違いしてしまうパターンです。
特に
「名誉」が欲しかった人は「名誉」の力にこだわっている人であり、
「オレは〇〇なんだ」と言葉では言わなくても態度に表れてしまいます。
自分の能力を正当に評価できていないので、周りがなんと言っても自分で自分の能力を客観的に評価でき、
足りない部分を補おうと自己理解できるまで成長をしないスパイラルが回っていくでしょう。
いち早く、それに気づけるように促すことしか解決策はないような気がします。
『行動しなければ何も変わらない』
「立場」を与えられたあと、実際に行動で示している人には必ず結果が伴ってくる。
「いいこと」を上手に並べ立て、言葉でならどんなことも言え、
いかにも自分は考えているということを伝えても、行動できない人は「はりぼて」でしかない。
その「はりぼて」に気づいているから、自分に自信がなく「立場・肩書き」を武器としてしまう。
自分に自信をつけるには「立場・肩書き」だけでなく、自分に出来る小さな一歩から始めていくしかない。
『地位たが人をつくり、環境が人を育てる』
元ヤクルトスワーローズの名物監督の野村克也氏の名言も共感します。
「立場」を与えるだけでなく、人を育てる「環境」にも気を使っていきたいですね。
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