「伝えているつもり」と「伝わっていない」こと
こんにちは。
急に夏から秋に季節が進み、味わい深い風景に変わりましたね。
これほど急に気温の変化が起こると「寒暖差疲労」になりやすいそうですので
皆様お気をつけくださいませ。
さて、今日のテーマは
「伝えているつもり」と「伝わっていない」
についてお話ししたいと思います。
ある製造業の企業で次回の女性研修のテーマを打ち合わせしていた時、
人事担当者の女性からこんな相談を受けました。
「男性管理職の困りごとなのですが、女性社員が増えてきたのは喜ばしいことですが、
女性社員の報告連絡が長く、的を得ないので、
何を言いいたいのか、伝わらない」と。
彼女からみても女性社員から相談や報告を受ける時、話が長く、話があっちこっち飛ぶ、
結局伝えたいことが曖昧なので言いたいことがわからない。
集中して話しを聞いてあげ、
「〇〇ということかな?」
と要約し確認をしなければならない状況があるとのこと。
ビジネスの現場では、結論から簡潔に話すことが求められています。
簡潔に伝えるって女性だけの問題ではなく、男女共に苦手な方も多いようです。
一生懸命説明や報告をしても、
「で、何が言いたいの?」
「もう少しわかりやすく話しをして」
「まずは、報告することをまとめてから話してもらえるかな?」
と言われてしまって凹んでしまったという経験をされた方も少なくないのではないでしょうか?
女性脳は
状況や自分の感情、感じていることから話す傾向があると
言われています。
見たもの、経験したものをそのまま伝えてしまうのです。
その企業様では女性社員を対象にした研修を毎月行っており、今回は
「簡潔に伝える方法」をテーマにすることになりました。
『簡潔に伝えるためのフレームワーク』を使用し、
最近起こった仕事のミスについて上司へ簡潔に報告するトレーニングを行いました。