30歳の壁
こんにちは。テンポイントです。
6月に入りましたね。先日、花しょうぶを見に行ってきました。
青紫の和風な雰囲気を持っているハナショウブは大好きなお花の一つです。
今回は「30歳の壁」について考えてみたいと思います。
最近、私の周囲では30歳前後の方と接点が増えまして、イマドキの若者と会話をする事に楽しさを感じています。
コーチングやキャリアカウンセリングを専門としているため、時には人生相談を受ける事があります。
これまで、のべ2,000人以上のカウンセリングやコーチングを行なっていますが、その多くが30歳前後の働く男女です。
その他の世代にそれぞれ悩みがあるものですが、「アラサー」に該当する年齢は、
仕事でもプライベートでも特に変化が多く、
周囲の友人たちの変化に不安や焦りを感じたり
する事もあるでしょう。
「このまま、今の仕事を続けていていいのだろうか」
「自分が何をやりたいのかわからない事に不安」
「何か熱中できるものを見つけたい」
という職業上の悩みが挙げられます。
特に現代の働く20代30代女子は、結婚しても子供を産んでも仕事を続けていきたいと考える人が珍しくなく、
「自分らしく働き続けたいけど、可能なんだろうか?」
という仕事と家庭の両立に悩みを抱えている方も多くいらっしゃいます。
職場の女性が働く環境はもちろんですが、
出産後の子育てのサポートの事、
パートナーの子育て協力の意識の高さはどうか?
果たして出産後も働き続けるには、いくつのハードルを越えていかなければならないんだろう?
自分一人では解決できないいくつもの高いハードルがあるように考えてしまうのではないでしょうか?
働く女性として、20年前に同じように悩んでいた事を思い出しました。
頭の中に霧がかかっているような感じで、モヤモヤしている時期を過ごしていたところ、
偶然にもその当時珍しかった「キャリアカウンセリング」をしていただく機会に恵まれ、
非日常の空間で自分の事を知らないカウンセラーに話をしていくうちに、
自分が好きな事
時間を忘れて熱中してしまう事
自分が得意としている事(武器となるスキル)
誰の役に立って社会の役割をになっていきたいか?
どんな困りごとを解決して差し上げたいのか?・・・・
カウンセラーの質問に答えていくうちに、もやっと霧がかかっていた自分のキャリアに
一筋の道筋ができたような感覚は今でもはっきり覚えています。
「私はこの道を進んでいこう、行きたい」と自分で決めることができたから、
結婚だろうが、出産だろうが、子育てだろうが、看護であろうが乗り越えて来れたと思います。
もちろん、結婚や出産しないことを選択していたとしても、「私らしくいるための自分で決めた道」であると思えると
「なんとかなる」「なんとか出来る仕組みを考えて乗り越えながら、自分がすべきこと(仕事)を続けていこう」と乗り越えられます。
30歳のような年齢の節目は、何かに向き合うきっかけになりますが、有効にそれを乗り切っていくためには、
そのとき急にではなく、
普段から面倒がらずに自分と向き合う時間を持ちながら、
誰かに相談し、話をする事
で自分がやりたい事に気づく事があります。
大切な決断をする時には、
たくさん悩んで、いろんな可能性を考えた上で、自分で決断する事をおすすめします。
なぜなら、失敗した時に誰かのせいにしてしまうのではなく、自分の責任と感じるほうが人生は豊かになると信じています。
働き方や生き方は人それぞれで、今は生活形態もより多様になっています。
そんな中、年齢階層の見えない壁にぶつかり、必要以上に苦しむより、
ひとつの「通過点」としてとらえることができたらと思います。
連続した時間があるだけで、実際はそこに壁などないのですから。
もし、自分のことを知らない誰かに話を聞いてほしい方はぜひお声掛けください。
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